謎のクロッキー

歴史上の天才に謎はつきもの。当然稀代の天才画家であったレオナルド・ダ・ヴィンチにも多くの謎が残されている。この章ではダ・ヴィンチが残した手稿の中に存在する「ラロックの聖母」と関係が深いと思われる謎をご紹介する。


e0148926_1733627.jpg謎① 聖母子像のクロッキー
ダ・ヴィンチが残した膨大な数の手稿。その中で未完となっているクロッキー(下書き)は数多くあるが、この「ラロックの聖母」の発見により一つのクロッキーに光が当てられた。長年美術界において大きな謎であったこのクロッキーは、なぜダ・ヴィンチがこのスケッチを完成させなかったのか、なぜこのスケッチをもとにした作品が残っていないのか、がしばしば論点となっていた。そして誰一人としてまだこの謎について明確な答えを示した研究者はいない。しかしよく見ていただきたい。このクロッキーに描かれている人物や頭の角度、そして構図を。まるで「ラロックの聖母」の原点がこのスケッチであるとダ・ヴィンチ自らが導いてくれているように見える。










謎②消えた1枚の絵
ダ・ヴィンチの友人的存在である人物の手稿の中に残されている一文が、現在の美術史界で常に議論の的となっている。それは「1478年、レオナルドは現在2点の聖母子像を制作中」というものである。そのうちの1枚は現在ダ・ヴィンチの作品だと証明されているものの中にあるとされているが、もう1枚がまだ見つかっていないのだ。このクロッキーが描かれたのは1478年。つまりその「もう1枚」が、このクロッキーを下絵とした完成作品の可能性があるということだ。このクロッキーに酷似している「ラロックの聖母」が、いまだ発見されていない「もう1枚の聖母子像」であるとしたら・・・?その可能性はまだ誰にも否定されていないのだ。
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by laroque | 2008-11-20 15:22 | 謎のクロッキー
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